裁判員法の書籍Top > 2008年書籍 > 殺人犯を裁けますか?―裁判員制度の問題点
殺人犯を裁けますか?―裁判員制度の問題点
殺人犯を裁けますか?―裁判員制度の問題点
田中 克人

定価: ¥ 1,470
販売価格: ¥ 1,470
人気ランキング: 135254位
おすすめ度:
発売日: 2007-04-26
発売元: 駒草出版
発送可能時期: 通常24時間以内に発送
田中 克人

定価: ¥ 1,470
販売価格: ¥ 1,470
人気ランキング: 135254位
おすすめ度:

発売日: 2007-04-26
発売元: 駒草出版
発送可能時期: 通常24時間以内に発送
まだまだ国民的議論が必要なこの制度
今、まことしやかに進められている「裁判員制度」の問題点を衝いた書。国民と無関係にどんどんできたこの裁判員法は、国民と民主主義に対する挑戦状であるという。激しい口調で「あってはいけないこと」だと批判している。
国民が裁判に参加する制度として、一般に外国で取り入れられているのは「陪審員」と「参審員」で、「裁判員」は日本だけで他に例はない。今回日本が新たに実施しようとしているのは、刑事裁判のみ、しかも殺人事件や強盗致死傷事件などの重罪に該当する事件だけに参加、判決を下すことまでする。守秘義務は一生つきまとい、違反すれば懲役刑・罰金刑に処せられることがある。
誰が「裁判員」をつくれと言い出したのか、国民の多数の者がお望みなのか。どんないきさつで、十分検討し練り上げられもしないで、できてしまったかが指摘されている。
著者は、国民の司法参加の必要性を否定しているのではない。あまりにも性急に、中途半端に「生命に関わる重要な法案」を実施しようとしている。繰り返し激しい口調でその停止を求めて首尾一貫している。
そのために「国民的議論」を訴えている。実際自分が裁判員になると仮定して、喜んで心おきなく参加できるだろうか。特別の場合を除いて、無作為に選ばれて「国民としての使命感」から参加できるだろうか。
本書の厳しいアンチテーゼに対して、まだ議論の余地のある間に「国民的議論」が必要に思われてくる。
関連エントリー
- なぜ、いま代用監獄か―えん罪から裁判員制度まで (岩波ブックレット)
- 裁判官と司法改革を考えよう! (法セミBOOKLET)
- エブリワン氏の「裁判員日記」
- 法に生きる―法曹を志す諸君へ
- 刑事実務の研究 (1971年)
- 裁判官の論理を問う―社会科学者の視点から (朝日文庫)
- 裁判官と歴史家
- 裁判員制度がよ~くわかる本―日本一わかりやすい裁判員制度入門! (ポケット図解)
- 裁判官弾劾法精義 (1982年)
- 「困った」裁判官―独占公開!日弁連「問題裁判」実例アンケート (別冊宝島Real (#006))
- 破産免責の限界―債権の本質に迫る (裁判官と考える法律学)
- 裁判官はなぜ誤るのか (岩波新書)
- Q&A解説・憲法改正国民投票法
- 殺人犯を裁けますか?―裁判員制度の問題点
- なりたい!弁護士・裁判官・検察官 (ライセンス・ライブラリー)
- 殺人犯を裁けますか?―裁判員制度の問題点
- 弁護士のしごと [15歳からの「仕事」の教科書] (15歳からの「仕事」の教科書 2) (15歳からの「仕事」の教科書 2)
- 裁判官だってしゃべりたい!―司法改革から子育てまで
- 裁判官!それはあんまりです!―平和な家庭を崩壊させるローン・クレジットの司法被害の現場報告
- 法律家をめざす諸君へ〈2003年度版〉
- 法と心理〈2006年 第5巻第1号〉特集 裁判員制度―制度の成立過程と法学的・心理学的検討課題
- 日弁連 人権侵犯申立事件警告・勧告・要望例集〈2〉1975~1987年度 警察官、検察官、裁判官による侵害
- 裁判員制度と取調べの可視化
- 国民の名において―裁判官の職務倫理
- 裁判官の四季
- 裁判員時代の法廷用語―法廷用語の日常語化に関するPT最終報告書
- 「日の丸・君が代裁判」と思想・良心の自由?意見書・証言録
- 徹底討論・裁判員制度―市民参加のあるべき姿を展望して
- 日本司法の逆説―最高裁事務総局の「裁判しない裁判官」たち
- なる本弁護士・裁判官・検察官 (なる本シリーズ)
- もしも裁判員に選ばれたら―裁判員ハンドブック
- 裁判官の仕事―刑事事件はどう裁かれるか
- 刑事公判の実際 (裁判官と考える法律学)
- 市民裁判官への5つの扉
- 弁護士任官のすすめ―多元的裁判官制度へ