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裁判員時代の法廷用語―法廷用語の日常語化に関するPT最終報告書
定価: ¥ 2,100
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発売日: 2008-04
発売元: 三省堂
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裁判員制度を裏読み!
一般人、素人を刑事裁判の判決に参加させるという裁判員制度がとうとう来年から始まります。賛否両論ありますが、とりあえず始まることは決まっています。個人的にはちょっと楽しみです。もっとも、わが国でも昔、陪審員制度をとっていたこともありまので、そんなに大騒ぎしなくてもいいかもしれません。
これから、裁判傍聴マニアみたいな人がテレビに出てきそうですね。もともと裁判は小説、ドラマの定番ネタですけどね。
裁判員制度に合わせて、刑事裁判の入門書みたいなものも少しづつ出てきましが、特に勉強する必要はありません。素人は素人として参加すればいいだけです。それが本制度の趣旨でもあります。裁判員に必要なことを理解させる責任があるのは裁判所の方です。教育が必要でしたら、教育要領が変わって学校の科目にでもなるでしょう。
本書は裁判員制度導入に当たっての司法(弁護士)の側の準備についての報告書です。法廷用語を素人にどう説明すればよいかが検討されています。小説、ドラマでよく出てくる用語は、逆に気を付けないと、誤解を招く。みたいなことが書かれています。後半は一般人を対象としたインタビューによる、法廷用語の理解度の調査報告となっています。インタビューをテキストに起こし、今流行のテキストマイニングみたいな手法が用いられています。手法は目新しいのですが、結果は予想通りで目新しい発見はありませんでした。
とにかく、本書は先生の指導方法が赤字で書かれている教科書の副読本をこっそり盗み見るような感じがして、複雑な面白さがあります。これは読んでもいいかも。
もっとも、裁判員に選ばれる確率は宝くじ並ですから、そんなに気にしなくてもいいかもしれません。きっと、「なってみたい人」は選ばれず、「なりたくない人」が選ばれちゃうんでしょうね。それが「世の常」ですね。
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