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SEのための法律入門―事件とQ&Aに学ぶ基本知識と対策

SEのための法律入門―事件とQ&Aに学ぶ基本知識と対策
北岡 弘章
SEのための法律入門―事件とQ&Aに学ぶ基本知識と対策
定価: ¥ 2,520
販売価格: ¥ 2,520
人気ランキング: 188719位
おすすめ度:
発売日: 2005-07
発売元: 日経BP社
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

法的リスクの全体像を概観するにGood
システム開発における法的リスクの問題を扱ったものである。実際の係争事例が多数紹介されており、新聞紙上を賑わせた事件もとりあげられている。

本書ではシステム開発における法的なリスクを以下の観点で整理している。

1)著作権、特許権の侵害
2)仕様変更による追加料金のトラブル
3)システム障害やバグの損害賠償
4)契約相手の倒産
5)基準労働時間の超過
6)下請けや派遣契約での法令違反
7)個人情報や営業機密の漏洩

いずれもシステム開発の現場では十分起こりうるケースであり、訓練されたマネージャならあらかじめ対策をとっていてしかるべきものだ。その意味ではとくに目新しいことはない。

また取り上げられたリスクも、半分は現場のマネージャがコントロールすべきものだが、あとの半分は個々のプロジェクトではなく会社として対応すべきものである。その点の区別が本書のなかではやや明確ではない。

SEのための、と銘打ってはいるが、基本的には法的リスクは開発技術者が独力で工夫できるような問題ではなく、マネージャなり会社の法務部門なりが組織として対策を打たなくてはならない類のリスクだ。
また本書の中でも指摘しているが、ほんとうの係争局面では、一般的な法律の心得、くらいでは何の役にもたたない。逆に本を読んだくらいの知識で素人判断をするのは大変に危険だ。そうではなくて、法的リスクの存在する局面を理解しておいて、迷ったらできるだけ早く専門家に相談する。これがもっとも重要であろう。

したがって本書は、法律知識をもっておくため、ではなく、開発の現場ではいろんな揉め事があるんだなぁ、くらいの読み方で十分である。読み物としても肩が凝らない。これからマネージャを目指す若手、中堅のチームリーダの方には、ぜひ一読をお勧めしたい。

タイトルに偽りなし
 SEが知っておいた方がよい法律知識をかみくだいて説明してあり、事例も豊富です。職務発明や一太郎事件等話題になった事件をタイムリーに取り上げています。
 アウトソーシング・下請・派遣に関する法律(下請法)、情報漏洩関連(不正競争防止法・個人情報保護法)、著作権法・特許法、契約関連(契約書の作り方とそのポイント)、労務トラブルにまつわる注意等、多岐にわたる分野を各々基礎的なことのみ取り上げています。多様な法を少しずつ“味見”したい人にはオススメです。

SE必読の本!
SEまたはIT技術者に必読の本です。一度読めば目からウロコです。
様々なシーン(システム開発と知的財産権・著作権、問題を起こさない契約、プロマネとコンプライアンス、労務問題、派遣及び協力会社、機密保持等)別に事例をあげ、その対応をQ&Aで解説されています。また、これ以上の詳細を知りたい場合は法務に聞くべきです。

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