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法律より怖い「会社の掟」―不祥事が続く5つの理由 (講談社現代新書 1939)

法律より怖い「会社の掟」―不祥事が続く5つの理由 (講談社現代新書 1939)
稲垣 重雄
法律より怖い「会社の掟」―不祥事が続く5つの理由 (講談社現代新書 1939)
定価: ¥ 735
販売価格: ¥ 735
人気ランキング: 5979位
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発売日: 2008-04-18
発売元: 講談社
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

日本企業とコンプライアンス
一瞬、日本企業のトンデモ事例集かなと思ったが、いたって真面目な組織論、社会論。
西洋と日本人の順法意識の差について、社会論からのアプローチで迫る。

筆者の主張は以下の通り。
日本は市民革命による市民権獲得もキリスト教的契約概念も持たない共同体社会だから
絶対的法基準よりも秩序維持が優先され、その場限りの対人関係が重視される。
そして共同体はムラから企業へと形を変えて残っており、企業内の掟が法に優先される
というもの。

結局、談合廃止のように、厳罰化でコスト的なメリットを奪う以外に有効な手はないだろう。
最終部の「CSRと恥の文化」だけは、イメージがうまく浮かばなかった。



品質は経営のトップによって決まります。


 デミング賞で有名なデミング博士が述べた言葉「品質は経営のトップによって
決まる」があります。
 私は、「企業の倫理観は、会社の責任者の倫理観を超えることは無い。」と
良く講演などで話しています。
 当然会社のトップのかたは、今、あなたが決断したことが、法律に触れないか、
決めたことを悪いと感じないだろうか、新聞に載ったらどう映るだろうか、正しく
ないと判っているのにやってないだろうか、を常に考えて判断する必要があり
ます。
 トップの方が正しい判断を行っている前提で、従業員にはエシックスを求める
事が重要になります。
 法律より会社の掟を守る行動を起こしていることが会社の不祥事の温床に
なっていると、著者は説いています。
 不祥事がなぜ日本の社会から無くならないか、理解するために参考になる
一冊です。

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