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9条と日中韓 (かもがわブックレット)
加藤 周一

定価: ¥ 630
販売価格: ¥ 630
人気ランキング: 328312位
おすすめ度:

発売日: 2005-09
発売元: かもがわ出版
発送可能時期: 通常24時間以内に発送
歯切れのいい反・改憲論
この本は加藤周一が改憲論に「反論」した本である。講演時が、2005年6月24日ということもあり、そのときの「反日デモ」に対する見解も入り、迫力のある講演になっている。加藤らしく、すぱっすぱっと歯切れのいい論理展開をしているので、わりとよく売れているらしい。詳しくは読んで欲しい。
歯切れいい論旨を少しだけ紹介。「日本の憲法は、あるいは靖国問題は、最初から国内問題ではない。国際問題である。」「15年戦争の解釈を巡って、日本の外で靖国的解釈をしている国は、私の知識の範囲では今のところはほとんどない。」「もし9条が無かったら、朝鮮戦争にも参戦していただろうし、ベトナムにも参戦していた。」「戸締り論は抽象論であってばかげている。」「飛行機代だけかけて外交的に一枚の紙にサインして帰ってくることが、莫大な費用を使って最新式の戦闘機を何十機と買うよりもはるかに安全に貢献したのです。(日中国交化)」
2005年4月加藤は中国に渡った。そこで、日本の文化について大いに語ったという。このパンフレットにも、そのときの様子が載っている。87歳の加藤の健康を願わずにいられない。
日本国憲法ってでかいな
「日本を普通の国にするために、憲法改正する」
でもこれって、どうなんですかね?
他の国がそうだからっていうのは、日本には適応しない
それは著者も述べているように、歴史的にまた経済的に
みても明らかだということです。
だいたい、憲法を改正して中国の機嫌を損ねてしまっ
たら、と考えるととても恐ろしいです。おそらく日本の
経済が立ち行かなくなるでしょう。そこを指摘した著者
の視点は素晴らしいです。日米同盟だけでは日本は孤立
する。「物を作って売って何ぼ」の日本はできるだけ多
くの国を味方につけたほうが得なのではないか。読後そ
ういう気がしました。
他の国は他の国、日本は日本
とはいっても、万が一日本が侵略されたら別ですが、
著者も述べているように、現在誠に至極残念ながらそう
いう国はありませんし、それに味方は多ければ多いほど
越したことはないでは?
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