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議論のレッスン (生活人新書)

議論のレッスン (生活人新書)
福澤 一吉
議論のレッスン (生活人新書)
定価: ¥ 714
販売価格: ¥ 714
人気ランキング: 3982位
おすすめ度:
発売日: 2002-04
発売元: 日本放送出版協会
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

「Toulmin議論モデル」と「やはり」がキーワード
「議論とはなにか」、「議論を分かりやすくするための予備知識とはなにか」を、一般読者に解説するのが本書の直接の目的だという。先ず、議論とは「根拠(証拠)に基づいてなんらかの主張(結論)を導くような、論証を伴う言語行動」であり、必要な予備知識が「Toulminの議論モデル」であることを明らかにしている。次に、この議論モデルの主要素である「主張」「根拠」「論拠」を手掛かりに、実例に即しながら議論の構造を解明していく。そうして、世の中にはびこる議論のまずい点、自分自身の考え方の中にある隠された曖昧な点が判断でき、時と場合に応じた議論のレベルを選択できるようになろうという構成になっている。
先ず、「Toulminの議論モデル」の解説が実例に即し、過不足なく整理されており初心者の私にも理解しやすい。次に「Toulminの議論モデル」の6要素うち、理解の鍵が「論拠」にあることが強調される。「根拠は論拠依存性に出現し、いわば主観的に意味付けされたもので、それ自体には内在的意味合いは無い」という記述が印象的である。さらに、「やはり」という言葉が議論の終焉を意味するキワードであることが心に深く残った。
読後には、日常的に行われている会話や、活字や電波を通して伝えられる識者の言動などを、また違った視点から眺めることができる気がする。私のような、一般レベルの読者に推奨できる。


議論の本質と罠
良い議論の成り立ちについて、もう一度考えさせられる。
議論のもとになる論拠と、それに基づく主張、という構成が分かりやすい。その上で、日常行われている議論が、さしたる論拠がないまま進められていたり、そもそも論拠がなかったり、・・・。また、この本を読めば、議論をはぐらかすテクニックも見えるような気がする。下記の難点をのぞけば、議論とか主張とか、を考えるのにとっておきの参考書だ。

難点は、終わりの2章。実践編と終章。それまでの簡明な説明が、とたんにわかりにくくなる。特に実践編は、例文が、ひどすぎて、もう少しまともな例じゃないと、初心者は、混乱する。

読みやすく議論の基本が学べます。
議論って聞くと硬い本かな?って思うけど、難しい言葉は全くなく読みやすい本。主張、根拠、論拠、この3つがわかってればどんな文章でも怖くない!でもこれがわかってない人が多いよな。

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