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ビジネスマンの父より息子への30通の手紙 新潮文庫 (新潮文庫)

ビジネスマンの父より息子への30通の手紙 新潮文庫 (新潮文庫)
G.キングスレイ ウォード
ビジネスマンの父より息子への30通の手紙    新潮文庫 (新潮文庫)
定価: ¥ 580
販売価格: ¥ 580
人気ランキング: 1887位
おすすめ度:
発売日: 1994-04-01
発売元: 新潮社
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

「財産や事業など残すより、いちばん大切なのは、一生の経験から学んだ人生の知恵やノウハウの集積である。これだけはぜひ息子に伝えておきたい」(まえがきより) 本書は、ビジネスマンとして成功を収めた著者が、同じく企業家を目指す息子へ宛てて書いた手紙をまとめたものである。全部で30ある手紙は、試験、実社会への出発、企業での人間関係、部下とのコミュニケーション、友情、結婚など、ビジネスマンが人生で遭遇するあらゆる場面に言及している。著者が人生を通じて得た「礼儀正しさにまさる攻撃力はない」「友情は手入れしよう」「批判は効果的に」といった教訓は、いずれもビジネスにおける普遍の真理をついている。 本書の魅力は、こうした教訓だけにあるのではない。「父親を超えられない」と不安に思う息子を励ます場面では、息子の成長を祈る父親の気持ちが伝わってきて、思わず涙しそうになる。父親と息子の、男同士の絆。厳しさと愛情の入り混じった複雑な感情が、読むものの心を強く打つ作品である。 原書は『LETTERS OF A BUSINESSMAN TO HIS SON』で、全世界でミリオンセラーとなった。時代が変わっても輝きを失うことのない1冊。(土井英司)

起業している人は社長の父を持てます
実際に社長だった人物が、次期社長に向けて自分の会社で働いている息子に宛てた手紙をまとめた本。

私は経営者ですが、経営者の父がいるわけではありません。

ですが、これを読めば父に教えられているような感覚で、いろんなことが見えてくるようになると思います。

色んな場面ごとで手紙が書かれているので、自分の人生でその場面が訪れたときに、その部分だけ読むのも良いと思います。

尊敬すべき父親
人生に迷う若者へ確かな指針を与えてくれる。
著者のウォード氏は、とても頼もしく、愛情に溢れる男性です。

「君に言いたいことは、人生は一度限りだということだけである。精一杯生きよう!」
「道徳心、熱意、勤勉さ、そして責任感は、君は毎日、日常のできごとのなかで保たなければならない」

などなど、すばらしい言葉の数々。

私は手帳に気に入った言葉をメモして、何度も読み返しています。

素晴らしい人格と触れ合う喜びを感じさせてくれる良書です。
おすすめです!

ちなみに、城山三郎さんの翻訳は素晴らしすぎます!
原著と比較して、翻訳の方が素晴らしいのではと思われるくらいです(自分の英語力の不足のせいかもしれませんが)

たとえば、上記の最初の文の原文は、
All I wish to point out you is this:we all go around this world only once --- so make the most of it!
です。日本語の方が、心に響くものがありませんか?

城山さんの翻訳の素晴らしさに感動してしまいます。
城山さんの逝去が改めて悔やまれます。

そして、素晴らしい仕事を残してくれた城山さんに感謝

親の価値観を子に押し付ける内容
いくつかの書評で高評価を受けているのを目にしたので購入しました。

経営に関する手ほどきも多分に含んでいるということだったので、読み終えるには時間がかかるかと思って読み始めましたが、口語で書かれていることもありスムーズに読み進めることができました。

企業経営に関する技術的な内容よりもむしろ、実業家という特殊な職業に対しての心構えが滔々と書かれており、経営者の心中を垣間見る事ができたのは興味深かったです。
ただ、この本が他の経営の本とは決定的に違う点であり、それによって後人からの評価を得ているともいえる、息子へのメッセージの部分は私にとっては消化不良甚だしい内容でした。

掲題したとおり、著者が経営者として、また父親として自分の価値観を押し付けているだけだと感じたのが読後の感想です。著者は、自分の経験の多さを無言の圧力として、経営者特有の弁解めいた表現を用いた論法で「親&創業者としての意向」を主張していきます。
スタンスとしては、子供を思いやる父親の手紙ですから、どの手紙であっても「君のこういった決断は素晴らしい」とか「君がこう考えたことはもっともであり、私も賛成する」といった始まり方をします。しかし、その直後に「しかし…」「ただ注意しなくてはならないのは」と怒涛のように脅迫めいたアドバイスが続くのです。

訳者の城山さんがこの仕事を請けるかどうか2年ほど迷ったと書いていらっしゃいましたが、邪推をすれば彼も少なからずそのような感情を抱き、引っかかる部分をどう表現していくかに迷っていたのかもしれません。

最終的に著者は「私は潔く引退する。あとはお前の好きにやるがいい。」と記して最後の手紙とします。
しかし、裏を返せば、「手紙によって、私がその立場に置かれたなら取るであろう選択を何とかして息子にも取らせたい」と誘導していたようにも思えます。
子離れができていない親のエゴのようで私は読んでいてスッキリとはしませんでした。

いままで当サイトで数多の書籍を購入してきましたが、レビューを投稿しようと思ったのは今回が初めてです。書き込もうと思った理由は、みなさんの評価が割れていなかったからです。
少数派の意見かもしれませんが、このように感じた者もいるということを知っていただきたいと思いました。

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