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日本をダメにした10の裁判 (日経プレミアシリーズ 4) (日経プレミアシリーズ 4)

日本をダメにした10の裁判 (日経プレミアシリーズ 4) (日経プレミアシリーズ 4)
チームJ
日本をダメにした10の裁判 (日経プレミアシリーズ 4) (日経プレミアシリーズ 4)
定価: ¥ 893
販売価格: ¥ 893
人気ランキング: 1141位
おすすめ度:
発売日: 2008-05-09
発売元: 日本経済新聞出版社
発送可能時期: 通常3?5週間以内に発送

あまりにもお粗末ではないでしょうか!?
 東大、弁護士、ロースクール等々、蒼々たる経歴をもつ方々が書かれたものだからと期待して、中身に大して目を通さずに購入した自分も悪かったのですが、本作品はあまりにもお粗末と言わざるを得ないのではないでしょうか。
 日本をダメにしたかどうかの判断はそもそも難しいと思いますが、筆者たちの年齢等を踏まえるに、新たな切り口や独自の観点等が織り込まれた作品となっているものと期待していましたが、見事に裏切られました。第6章(八幡製鉄政治献金事件)や第7章(定数是正判決)、第8章(ロッキード裁判)等々の部分は、司法試験の勉強をしていたときに仲間同士で雑談していたようなことが堂々と記載されており、「これって出版するほどのことなの?」、「これらの判決や事件について分析・解説した他書と比べられて酷評されることは予想しなかったのかな?」と一人考えてしまいました。第3章(代理母)、第4章(痴漢冤罪)に至っては、専門的知見に乏しく、「これって法学部でそこそこ真面目に勉強していた大学生のレポート程度じゃないの?」と唖然としてしまいました。
 法律をかじったことがない人を対象に分かりやすく執筆したものだとしても、タイトルと中身のギャップは言い訳のしようがなく、もうちょっとなんとかならなかったのでしょうか。

大人のゼミ論文。
現在の社会情勢や社会・経済システムにマッチしない10の判例を、その問題点が現在においてどこに欠陥があるのか、論理的に明快に説明されていて、わかりやすい一冊。
 ただ一方で、大学のゼミの論文集を読んでいるかのような、足に地がつかないような浮遊感を感じるのは私だけだろうか。個々の論考が前提としている社会観、人間への洞察や世間への感覚にいまひとつ共感を覚えない。例えば2章・4章あたり。この人たちは、人事異動というものに対して会社と社員がどのような思いを抱き合っているかということへの感覚がずれていないかと思うし、痴漢冤罪を論じながら、「今後の刑事手続きを駅事務室に備え付けを」などという牧歌的な提言をみると、痴漢事件の現場の修羅場をイメージできていないのだなあ、と感想を抱く。「市民」や「社員」は真面目で前向きであるが、自ら社会を変えていくことはできない人々だという感覚にたち、社員はもっと狡猾で市民には危険な分子が多数入り込んでいるという感覚に乏しいからそう感じるのか。
裁判所が変わることでリードしていくべき社会像をもっと自分や取材に基づく当事者の生々しい言葉で語ることができれば、迫力のあるものになったろうに。
 大人のゼミ論文に、星3つ。

ぼくはやってないと言っても


 周防監督のそれでもボクはやってないをみると裁判所の判断が間違うことが
あることが理解できます。
 周防監督は映画の中で「十人の真犯人を逃すとも一人の無辜を罰するなかれ」
と伝えています。
 裁判官はきっと判ってくれる。僕は犯人じゃないんだからと言っても正義が
勝つとはかぎりません。
 裁判所が今現在何を考えているか理解できる一冊です。
 警察に捕まる前にぜひ読んでください。

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