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「人望力」の条件―歴史人物に学ぶ「なぜ、人がついていくか」 (講談社プラスアルファ文庫)

「人望力」の条件―歴史人物に学ぶ「なぜ、人がついていくか」 (講談社プラスアルファ文庫)
童門 冬二
「人望力」の条件―歴史人物に学ぶ「なぜ、人がついていくか」 (講談社プラスアルファ文庫)
定価: ¥ 819
販売価格: ¥ 819
人気ランキング: 43615位
おすすめ度:
発売日: 2002-07
発売元: 講談社
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”この人なら”と思わせるには?
「人望」とは「この人なら」と思わせる事であり、その人から発散されるオーラである。
人望力の条件として、「人間通」、「世間通」、「経済通」、「影響力」、「人間力」の5条件に分け、歴史的人物のエピソードを紹介し、解説している。
とくに足りない部分として印象的だったのが、世間通であるという事。すなわち、情報力。リーダーの条件として、1、先見性 2、情報力 3、判断力 4、決断力 5、行動力 6、体力 と上げられているが、最も重要なのは、「情報力」である。なぜなら、これらすべての基となるのが情報であり、「ものごとのすべては情報によってスタートするからである」
事を成す為には、能力だけではなく、「人」が重要なキーポイントとなる。いかに自分の周囲に人が集まるか。すなわち、「人望」をつける為のヒントが書かれた1冊。

簡単な小話集
聞いたことある名前、無い名前たくさんの人物が出てくる。
話の内容は小学校の道徳の時間にちょうどいいようなもの。
昔の話を無理やりに現代に置き換えて書きすぎていて、ずっこけてしまうような陳腐さを感じるときがある。
微笑ましいエピソード集という感じで、大人が真剣に読むと肩透かしをくらう可能性もある。
小学生に読み聞かせたら本当にためになる本だと思う。

人望力の「タネ」探し。
社会に生き、成功を夢見る以上は誰しも得たい「人望」。だけどその獲得方法は誰も教えてはくれません。そんなある種の才能にも似た「人望」を本書では、様々な歴史的人物を題材に5つのキーワード(人間通、世間通、経済通、影響力、人間力)で読み解いていきます。該博な歴史エピソードがページをめくる度に光を放っており、改めて著者の戦国史への巨細な取組み方に深い尊敬の念を感じます。
読み進めていくと、時代に応じて様々な種類の「人望力のタネ」があり、必ずしも一律なものではないことが改めて理解できます。どの時代でも共通しそうなのは、思慮、忍耐、他者への思いやり、などでしょうか...
誰しもが自分に欠けた部分をいくつかは発見でき、かつ意識的に取り組めば獲得できそうな気にさせてくれる良書です。最もそれらを真に自分のものとするには人望力とは違った能力が必要になるわけですが...


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