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新民事訴訟法概要
林屋 礼二

定価: ¥ 6,090
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おすすめ度:

発売日: 2004-09
発売元: 有斐閣
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読めば分かる。民訴はこれしかない!
「紛争の一挙的解決」がキーワードとなっている本書は、新訴訟物理論に立っている。反射効及び争点効をいずれも認めるべきとしているほか、通常共同訴訟においても主張共通の原則を採り入れて社会的紛争の一挙的解決を図るべきだと述べている。こう書くと少数説だらけみたいだが、全て旧訴訟物理論及び判例・通説をきちんと説明した上での話なので問題は無い。
何よりも本書の特徴は、その流れるような文体による圧倒的な読みやすさにある。分量も縦書きで500頁程度と、コンパクトにまとまっており、通読に向いている。「生の事実論」や間接反証といった、かなり高度な論点も載っている。もちろんそのコンパクトさゆえ、全ての論点や具体例を網羅しているわけではないが、百選や予備校本で少し補充すれば、後はもう他の分厚い、脚注だらけの辞書みたいな教科書等に手を出す必要は無いだろう。基本書とはかくあるべき、という見本のような一冊である。
本当はオススメしたくない
いい基本書を見つけたとき,本当はライバルには教えたくない。そんな本であると思う。
いま主流の,横書き,脚注多用,論点主義というスタイルの本とは一線を画す,おそらく古いタイプの記述スタイルである。そのためか,同じフォントで文章が続くので非常に読みやすく,著者の根底にある視点がぼけることがない。ことばも非常にていねいで,しかし深みのある表現がつづく。
判例索引もなく,高価であるし,論点への論及も少ない。外見的にも,伊藤,上田,高橋,大学双書等の定番と比べると薄い本なので,試験対策という点からは不安になる。しかし,それらの欠点を補ってあまりあるほど,民事訴訟の体系的理解という長所があると思う。
わかりやすく補充しやすい
わかりやすいのは他の方たちが述べている通り
補充しやすいのは、縦書きで本文の上下に書き込む
スペースが確保されているということである。
余白が少なく行間も狭い伊藤眞先生の民訴の教科書とは
大きく異なる。伊藤先生の本も同じようにカバーしてあれば
迷わず伊藤民訴を勧めているのだが。
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