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株式会社法 第2版

株式会社法 第2版
江頭憲治郎
株式会社法 第2版
定価: ¥ 5,670
販売価格: ¥ 5,670
人気ランキング: 12760位
おすすめ度:
発売日: 2008-02-22
発売元: 有斐閣
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

もっとも保守的な解釈
 会社法の立法は非常に複雑なものだとおもうが、その立法に参画した研究者のひとりが
 書いたもの。

 ただし、会社法100問(→いまは1000問かな?)のほうがわかりやすい。

 非常に保守的な解釈をとっているので、途中まで読むと、あとの結論は
 予測がつくことが多い。
 
 細部がいろいろ書いてあるが、先例のない、先鋭的な会社実務にはどうも。
 とくに企業金融の部分は不細工。ぜんぜん触れられてもいないストラクチャー多数。

   ☆ 価値判断が保守的。柔軟で中立的に書こうとしているが、実は、
     きわめて上場会社的。
     まあそれを承知で、われわれは、この本の見解を使うわけだ。
     この本の有用性は、ここ。

   ☆ 閉鎖会社向けの解釈に配慮してあるようにみえるが、これはじつは、
     実務的にはまったくのブラフです。


 日本では、東大系の一冊でしゃべくると、大体大丈夫という寡占状況なので、
 逆算して作戦を立てることができる。

 コンベンショナルなだるい会社実務にすらそれなりの指針になるかなあ。いまは総会も
 けっこう型破りだし、まあどうかなあ。
 



まさにコーポレート法務実務に適している。
閉鎖会社に重心を当てて記述、実務に最適とあり半信半疑で購入した。が、極めて素晴らしい内容だ。

1.閉鎖会社、中小企業に絞っている点
通常の学者さんの教科書だったら、A説B説と並べたり、公開会社がメインだったりする。でも日本の大半の企業は閉鎖会社である。
この本の記述は、最初に教科書どおりの文章が来て「但し株式譲渡制限付会社の場合」と必ず、閉鎖会社に触れている。(この記述方法を全体にとっているため、ページ数が多い)

これが非常に良い。正に実務に徹した記述の連発であり、目からうろこの部分もあり参考になる。
ここまで実務に徹すると、中途半端な会社法実務本を10冊買うより、これ1冊で余りある。

2.著者が江頭先生であること
江頭先生はご存知の通り、法務省法制審議会会社法(現代化関係)部会長としてこの会社法の成立に尽力を尽くされた方。実務の視点が深い。

3.価格について
正直値が張るし、如何せん分厚いとは思う。但し、改めて自社のコーポレート法務の観点熟読してみると不明だった点がどんどん解決できた。値段を超えた価値有り。

4.使い方
確かに通読には向かないので、分からないところを調べる参考書として多用。
ただ、学生の方もこの本の閉鎖会社(株式譲渡制限付会社)の記述はよく読んでおくべき。会社に入ってから参考になる。

とにかく企業法務の実務担当者は必携である。




買い替えはいらないかも
前の版を買ってところどころ読んだので、どうしようかと思ったけど、買い替えの必要はないようだ。
中身はふつう。神田会社法よりも何でも書いてあるが、深くない。

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