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新 刑事手続〈1〉

新 刑事手続〈1〉


定価: ¥ 6,090
販売価格: ¥ 6,090
人気ランキング: 263289位
おすすめ度:
発売日: 2002-12
発売元: 悠々社
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刑事訴訟観のせめぎあいを見つけましょう
もちろん、刑事訴訟法という法律は、1つしかない。日本のなかで現実に存在する制度も、この法律を基盤に成立っているし、運営されている。しかし、どのようにこの制度を利用するか、どのような目的を実現しようとしているかは、それに携わる関係者により異なる。見方をかえると、刑事手続は刑法を粛々と実現することでも、刑法の実現に棹差すものでもなく、それぞれの目的を有する関係者のせめぎあいの場と言っても差し支えない。
本シリーズは、そのような刑事手続のパワーバランスの一端を示す試みであり、本書はその第1巻として主として捜査段階を取り扱う。旧版でも、主論文にコメントを寄せるという形で書かれていた。たとえば、検察官が主論文を書き、裁判官と弁護士がそれぞれの立場からコメントを寄せるという風である。今回はその手法がさらに徹底され、それぞれの段階・手続で主たる役割を担う立場にあるものが主論文を書いている。本書では、捜査であるから検察官が主論文を書く。ただし、弁護の部分だけは弁護士が論文を書く。
本書のような構成は類を見ない。ユニークであり、訴訟の現実を知る上で、非常に役立つ。難を言えば、もう少し議論がかみ合っていれば...というところもないではないが、これは致し方ないかもしれない。

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