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民法 I [第3版]総則・物権総論

民法 I [第3版]総則・物権総論
内田 貴
民法 I [第3版]総則・物権総論
定価: ¥ 3,360
販売価格: ¥ 3,360
人気ランキング: 80927位
おすすめ度:
発売日: 2005-08-02
発売元: 東京大学出版会
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

民法
学校で指定された有斐閣の教科書は薄くて早く読めるものの、理解という視点からは著しく擦れていた。そこで迷ったあげく、定評のある本書を手にした。この概説書は分厚いが、非常に詳細である。数学の演習書の例題のようにReading caseが挙げられている。なるべく理解しやすいようにナラティブに事例を叙述してある。極めて教育的な配慮があると思われる。条文解釈と判例も有斐閣のものに対して、丁寧に解説してある。

買おうとしている方に
どうやら改訂版がそろそろ出るみたいです。買い急ぎご注意。

良書ではあるが
司法試験界では定番のひとつといわれる内田民法。
この本の評判はおおむね良いものなのに
なぜかあまり薦める人がいないのは
おそらく次の理由からだと思われます。

1択一試験用としては知識が不安
2論文試験用としては記述がやわらかすぎる
3学説の対立は他の基本書の方がまとまっている
4内田説を気づかないまま身につけてしまう

などでしょう。

1についてを求めるのであれば
択一六法でもコンメンタールでも引けば良いので
まあ、見過ごせるレベルだと思います。

2については、受験生にとっては致命的だと思われます。
ちょっと使えるフレーズや理由付けがあれば
そのまま書ける場合が多いので時間の節約になります。

3は近江民法のほうが優れています。
予備校本的とも言われますが
学説の豊富さや対立の理解は記憶に重要な効果をもたらします。

4は、内田説を絶対悪と見ない限り許容できるのではないでしょうか。

まとめとしては、初学者が民法について理解を得る本としては最適。
受験生が使う本としては使えないもしくは不安。
帯に短し襷に長し。


良書であることには間違いありませんが
司法試験とのレベルでみると・・・といったところです。

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