民法に関する書籍Top >  2008年書籍 >  オートマチックシステム民法 2―司法書士 (2)

オートマチックシステム民法 2―司法書士 (2)

オートマチックシステム民法 2―司法書士 (2)
山本 浩司
オートマチックシステム民法 2―司法書士 (2)
定価: ¥ 2,100
販売価格: ¥ 2,100
人気ランキング: 59744位
おすすめ度:
発売日: 2008-02
発売元: 早稲田経営出版
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

初学者(独学者)には不向き?
山本浩司氏の手法は特に斬新といえるものではなく、過去問からフィードバックした内容の条文・判例(先例)・学説等を解説した上で、実際の過去問を掲載しているので、本文を読んだ直後に同じ内容の過去問が簡単に解けるのは当たり前である(このような手法が果たして「超短期合格法」といえるのがどうか大いに疑問である)。
内容的には、法律の論点を「超」圧縮して書かれているため、特に初学者が通読するには、他の参考書等を横に置いて、1項目ずつ確認しながら読み進めていく必要がある。この点については、デュープロセス等の方が分量は多いが、まだしも親切で分かりやすい。
ただ、山本氏の論点に対する鋭い切り口には、「なるほど」と頷かされる点も随所でみうけられ、一歩突っ込んだ学習書としては、かなりのものかも知れない。
2月出版というのは、本当は今年7月の本試験合格突破を意識したものではなかったのか?

根抵当権の記述は役に立つ
なるほど民法には載っていなかった根抵当権が試験突破に必要な範囲で掲載されている。その他はなるほど民法とほぼ同じである。

司法書士試験に関してはなるほど民法で十分なので買い直す必要はないが、この民法2については、物件・担保物件と司法書士の根幹をなすものなので、この分野が苦手な人は、根抵当権に関しての記述の必要性も含めて改めて買っても良いだろう。

このシリーズには司法書士の過去問が掲載されているので、効率良く知識を習得できる。山本先生の講義も、テキストの記述と過去問の相互作用(ここはこう聞かれたら×ですよ)で進んでいくので、講義録ということもできるだろう。

いちばん気になるのは、なるほどシリーズで連発されていた「誤記」だが、じっくりと1回読んでみたが発見できなかった。気を使って編集されたのだろうか。初学者も安心して読めるものになっているのではないでしょうか。

関連エントリー

民法に関する書籍Top >  2008年書籍 >  オートマチックシステム民法 2―司法書士 (2)