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民法講義〈1〉総則

民法講義〈1〉総則
山本 敬三
民法講義〈1〉総則
定価: ¥ 3,885
販売価格:
人気ランキング: 101847位
おすすめ度:
発売日: 2005-04
発売元: 有斐閣
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3月までに新版が出ます。
有斐閣の出している来年3月までの新刊リストに,この本の第3版が入っていました。
でたら,買おうと思っています。
内容的には,前の肩がかかれているとおり,レジュメのような形で整理されています。
そのため,先生のご見解が分かりにくいのですが,コラム的に書いてある部分は,先生の深い洞察に「なるほど」,と感じることが多いです。
非常に詳しい部分と,それほどでもない部分がありますが,学生が使う分には足りないところはないと思います。

民法辞典?民法教科書?
基本書として読み込むと言うよりも辞書的に調べるべき本と言われています。
しかし、通読も決して無駄にはなりません。一言二言書いてあるコメントをつなげて考えると「そうだったのか」と思えることもしばしばです。
今、どの部分を、民法総則の体系の中のどの位置づけで学習しているかを意識しながら読むと良いと思います。逆に、論点を潰すために使ってしまうと無味乾燥な知識の羅列本となってしまうかもしれません。

ただ、自説をさりげなく前面に出してくるのが難点です。例えば錯誤論では一元論か二元論かが対立してますが、それぞれの解説では自説を前面には出していません。しかし、後の説明では一元論に立つことを前提として書かれていたりします(p.196で、表意者の重過失要件の検討の際、信頼関係理論を基礎として「相手方の悪意有過失」要件を当然のように入れている)。
この点が初学者には不親切かと思いましたので☆を一つ減らしました。

しかし、複雑な総則が体系的に、そして非常にたくさんのケースと学説の比較検討によって解かれている素晴らしい本だと思います。

基本書と言うより辞書
(頭括)
 内田先生もいいけど、解った気になってはイカ
ンのですよ、と言う人がおす本。凝って勉強して
いる人は山本敬三先生と潮見先生とで派閥が分か
れると思うけど、敬三先生はレジュメみたいに箇
条書きっぽくなっているのが特徴。客観的に学説
解説が載ってるけど、その分筋がハッキリしない
気がする。文章が少ない(?)から流れがわからな
い、と言えばいいのか。その分メカニカルにサク
サク読めるのは間違いないのだが。

(その他)
・ケースが多いので抽象度が低くなっている。
・基本書と言うより辞書。
・何でものってる気がするが、読んでもイマイチ
釈然としないのは箇条書きチックなレジュメ形式
を採っているせいで敬三先生自身の筋がよくわか
らないからだろう。
・もともと京都大学で授業のレジュメとして原稿
ためてらしたものだそうな。
・アップトゥーデートに改訂している。


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