憲法に関する書籍Top >  2008年書籍 >  伊藤真の判例シリーズ1 憲法

伊藤真の判例シリーズ1 憲法

伊藤真の判例シリーズ1 憲法
伊藤 真
伊藤真の判例シリーズ1 憲法
定価: ¥ 3,990
販売価格: ¥ 3,990
人気ランキング: 33781位
おすすめ度:
発売日: 2005-12
発売元: 弘文堂
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

判例理解が深まり、マークへの対応力が高まる
 百選を何度か読んだ後に、この本を読みました。すると、百選ではよくわからなかった箇所や、頭に残らなかった知識が整理でき、判例の理解が深まりました。
 この本の良いところは、1、事案の論点・結論が先に書いてある。2、論点ごとに判例の流れを矢印をつかって整理してある。3、「学習ポイント」の項目で、その判例の重要ポイントを解説している。4、判例要旨の後の「伊藤真のワンポイント・レッスン」でその判例についてのプラスαの知識が紹介されている。5、余白に、判例理解のために必要な関連法規の条文引用や説明がされている。というところです。
 比較のために、百選のウィークポイントを挙げると、1、論点・結論ががわかりにくい。2、法律構成がわかりにくく、場合によっては重要部分が省略されている。3、学習ポイントがわからない。4、「解説」に独りよがりなものがある。5、判例理解に必要な関連知識・条文が紹介されていない。というところです。
 したがって、百選の弱点をフォローするために、この本を使うと、判例に対する理解が深まり、マーク問題への対応力が高まると思います。


百選を買う前に
百選は事案と判旨が比較的短く、解説部分も執筆者によってかなり違いがあります。
本書は各事案に比較的紙数を割き、論点、結論、事実、裁判の経緯、判例の流れ等が整理されており、読みやすいです。
特に裁判の経緯が一審から書いてあるところが気に入っています。
初学者は百選を買う前にこちらを読むべきと思います。

本当は
 こんな調理された本は読みたくないというのが本音です。

 でも、目が痛くなる文字の小さい・余白の小さいレイアウトの百選
を受験生活上メインに据えることは事実上不可能です。

 この本は、字が大きくポイント・結論がどかっと初めに書いてあります。
整理されていることは評価が分かれる(都合の良い整理と言うこともありえる)
が、活字がでかいのは高評価になる。百選が酷すぎるからともいえる。

 あとは、本文の左右の余白をもう少しだけ幅広げて欲しいです。

関連エントリー

憲法に関する書籍Top >  2008年書籍 >  伊藤真の判例シリーズ1 憲法